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新しいコレクションAPIはAdriaan Moors, Paul Phillips, Aleksandar Prokopecおよびその他の方々の重要な助けを得て2008年から2010年にかけてMartin Oderskyによって設計・実装されました。 元の設計はScala改善文書 (Scala improvement document (SID))として公開されています。
多くの貢献者の方々がコレクションの重要な側面の設計を形作ってきました。 このフレームワークはそれらの方々の貢献が無ければ存在しなかったでしょう。 Matthias Zengerは集合・マップ・バッファ・および他の型についてScalaの元のライブラリを書きました。 設計に対する彼の決定の多くは再設計後も残っています。 彼による可変と不変コレクションパッケージへの分割などの設計は一般化され、列を含む全ての種類のコレクションに均一に適用されています。 Sean McDirmidは元のコレクションライブラリに射影を追加しました。射影はビューという名前で再設計されています。 Adriaan MoorsはScalaにおける高階型を開発し、それがコレクションの再設計に対する強い動機となりました。 AdriaanはScalaのコレクションに対する基礎的な抽象化としてビルダを研究した第一人者でもあります。 David MacIverはビルダを暗黙の引数とするアイデアを示すと共に、Iterableの一般化としてTraversableを提案しました。 Miles SabinはScalaコレクションとJavaコレクション間を変換する双方向ラッパを提供しました。 Phil BagwellとTiark Rompfはベクタとハッシュトライの元となるデータ構造を開発し、Tiarkがその実装を書きました。 同様のデータ構造はClojureコレクションでも使われています。 Toni Cunei, Gilles Dubochet, Burak Emir, Stepan Koltsov, Stéphane Micheloud, Tony Morris, Jorge Ortiz, David Pollakおよびその他多くの方々に特定のコレクションクラスの提供や、改善のために重要な提案を頂きました。
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