配列バッファ | 目次 |
配列バッファ(ArrayBuffer)は配列と大きさを保持するバッファです。 配列バッファに対するほとんどの演算は元となる配列への単純なアクセスや変更なので、配列と同じ速度を持ちます。 加えて配列バッファは要素を末尾に効率的に追加できます。 配列バッファへの要素の追加は償却定数時間かかります。 よって配列バッファは常に末尾に要素を追加しながら大きなコレクションを効率的に構築するのに便利です。
scala> val buf = scala.collection.mutable.ArrayBuffer.empty[Int]
buf: scala.collection.mutable.ArrayBuffer[Int] = ArrayBuffer()
scala> buf += 1
res32: buf.type = ArrayBuffer(1)
scala> buf += 10
res33: buf.type = ArrayBuffer(1, 10)
scala> buf.toArray
res34: Array[Int] = Array(1, 10)
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